ルームシェアとシェアハウスの違い

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ルームシェアでは、家族でも恋人でもないまったくの他人と一緒に住むケースを指します。アメリカやヨーロッパでは、学生でルームシェアをしていない人はいないほど、一般的な住まいのスタイルです。似たような形態には、シェアハウスがあります。

「ん?ルームシェアとシェアハウスって、どこが違うの?」他人と共同生活をするといった意味では違いはありませんが、システムがまるで異なってきます。ルームメイト探しする前には、確認しておきたい意外と知られていないルームシェアとシェアハウスの違いをどこよりも詳しく解説します。

まずは、Wikipediaを参照にしてルームシェアと、シェアハウスの大枠を掴みましょう。

ルームシェア(英語:roomshare)は、すまいの居住形態の一つ。ひとつの住居を親族関係や恋愛関係にない他人同士が、シェアして(つまり共同で借りたり、共有して)居住することを指す。

イギリスでは形態によって以下のように使い分けがなされる。
・roomshare:1つの部屋を複数の居住者が利用する形態
・flatshare:1つの集合住宅を複数の居住者が利用する形態
・sharehome:1つの戸建住宅を複数の居住者が利用する形態

日本では第二次世界大戦以降から、徐々に浸透したみたいですが、海外では伝統ある居住スタイルみたいですね。概念的なルームシェアに対して、シェアハウスはちょっぴり商業的な香りがします。

シェアハウスは、リビングや台所、浴室などを共有し、各住人の個室をプライベート空間とする共同生活のスタイルである。もともとファミリータイプの2LDK~4LDKや一戸建てを、節約目的で複数人で賃借する発想から生まれた。近時、共通の趣味を持った入居者を事業者が募ったり、事業者が多様なサービスを提供するシェアハウスが誕生し、人気を呼んでいる。これらのシェアハウスは、従来の節約目的型のものと区別して「コンセプトシェアハウス」と呼ばれている。

細かいことを気にすれば、いろいろとありますが。大きな違いは「部屋を管理する人がいるかどうか」です。もちろん、いずれにも住まいを管理する人は登場するのですが、シェアハウスの場合は法人が住む人の代わりに賃貸して、又貸しをしている場合が多いのです。

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via ルームシェアとゲストハウス(シェアハウス)はどう違う?

複数人で部屋を借りる場合が、責任の所在が不透明になりがちです。「いったい誰が借りているんだ?!」となるわけです。それが法人であれば貸す側にとっても、借りる側にとっても信頼はあるのですが、もちろんその場合はコストも加担されてしまうことになります。

これを踏まえて、ルームシェアとシェアハウスのポイントを押さえておきましょう。

<ルームシェアのポイント>

・仲の良い友人や、集まった知り合い同士で始めることができる
・ルームメイトと信頼関係を構築しやすい
・少人数で自由に暮らすことができる
・ルールはフレキシブルに決められる
・家賃はかなり安く押さえられる

<シェアハウスのポイント>
・家賃や光熱費など、金銭面でのトラブルを避けられる
・一人でもすぐに入居できる
・大勢でわいわい暮らすことができる
・ルールがきちんと決められている

シェアハウスは使い方によっては、一人暮らしと同じようにプライバシーを守り生活することもできそうです。「みんなで暮らそう」といった発起人が存在しているのがルームシェアですが、シェアハウスはあくまで事業を営んでいる管理人が所在しているため、規律が縛られている一方で起こりうるトラブルを避けられます。

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日本では大家さんとの兼ね合いもあり、シェアハウスが勢いよく増えていますが。海外では、コスト削減が理想ということもあり、ルームシェアが一般的です。信頼がおけるメンバーで始め、ルールをきちんと定めることができるなら、自由に共同生活を営めるルームシェアも楽しそうですね。

つまり、誰と暮らしたいかと決定している場合はルームシェア。とりあえず、誰かと暮らせて安心できるのならよいと考えているなら、シェアハウスといったところです。どちらにせよ、共同生活であることには違いないので、お互いに配慮をしながら、楽しいシェアライフを送れることが一番ですね。

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