シェアハウスを友達やインターネットで見つけた相手と始めたい。今まで一人暮らしをしていた人からしたら少し抵抗があるかもしれません。初めてしまえば、慣れてくるものです。まず、シェアを始める前に気を付けておきたい約束事があります。始める前に決めておきたいルールを一つずつ見ていきましょう。
共同生活にルールはつきもの。知り合いや、インターネットで知り合った人とシェア生活を始める際には、きちんと最低限のルールをお互いに設定しておくことをお勧めします。初めてシェアハウスをする人も、慣れている経験者であっても、シェアメイト相手によって、考え方や価値観はさまざまです。トラブルが起きてしまって、すぐに退去なんてことになったら、シェアハウスでコストを削減したことが無駄になってしまいます。
トラブルを避け、シェアハウス生活を成功させるために、確認しておきたいルールを18個ピックアップして紹介していきます。
プライベートスペースについて
個室がある場合は、お互い入る時必ずノックをするようにするなど、プライベートスペースに関するルールを設けましょう。個室がない場合でも、お互いなんとなく区切りがあった方がベターです。
お金の貸し借りについて
基本的にお金の貸し借りはしないようにしましょう。「いつでも返せるからいいや。」となり、滞納しがちになってしまいます。一時的なケースを除き、基本はお金の貸し借りは避けるようにしましょう。
家賃について
家賃は、契約やシェアの形態にもよりますが、代表者がまとめて支払うケースもあると思います。この場合、家賃を滞納する人がいると、大きな負担を強いられることも。家賃問題は大きなトラブルに発展する可能性もあるので、支払い方法や契約内容は、事前にしっかりチェックするようにしましょう。
食事について
シェアハウスでは食事当番があって、順番にご飯を作り合うというケースもあります。ただ、実際は時間もバラバラなので、食事当番制度はすぐに廃止されることが多いでしょう。逆に、もし可能であれば、週に一度や二度はそういう機会があってもいいかもしれませんね。
掃除について
掃除当番は決めておきましょう。プライベートスペースは自由ですが、なるべく片付けておいた方が気持ちは良いでしょうね。基本的には毎週・隔週で共有スペースの掃除を、誰がやるのかを決めておくことがベターでしょう。
共有品について
家具や家電などは誰が買って、出て行く時はどのような処理になるのかを決めておきましょう。基本的に廃棄処分となることが多いので、シェアメイト同士分割で買うといいでしょう。また、中には誰かが持ち寄って成立することもあります。
帰宅時間について
帰宅時間がバラバラになってしまうと、それぞれの生活に支障をきたしてしまう場合があります。明らかに生活リズムが異なる人とのシェアハウスは、お勧めできませんし、またシェアメイトが寝ている時間に帰宅する場合は、起こさないように細心の注意を払いましょう。
来客について
来客のトラブルは少なくありません。恋人を毎日のように部屋に連れ込んだり、友達と夜中まで騒いでいると、シェアメイトの中には良く思わない人も出てくるかもしれません。
ゴミ出しについて
ゴミ出しはエリアによっても異なりますが、なるべく気づいた人が出すようにするのに加えて、ゴミ出し当番を決めておくようにしましょう。また、指定されたゴミ出し方法が守れるように、気をつけることが大切です。
食器について
食器は基本的に共有となることが多いと思いますが、これを気にする人も中には出てきます。共有食器を持つ他に、自分が使うようのものを用意しておくと良いかもしれません。
調味料について
調味料を共有で使うことは多いです。しかし、人によっては使い過ぎてしまい、シェアメイトに迷惑をかけてしまうことも少なくないですよね。調味料の使い方についてまで、定めておくとトラブルを避けられます。
シャワーについて
水回りはお互いにストレスが溜まりやすい原因になります。シャワーの後に、自分の髪は取り除くようにするなど、なるべく清潔さを保つように気をつけましょう。また、帰宅時間と同じでシャワーの時間も、きちんと決めておくと良いでしょう。
光熱費について
光熱費については普通、割り勘になりますが。あまりに使い過ぎてしまうのが明らかだと、シェアメイトが不満に思うこともあるかもしれません。
喫煙について
喫煙は物件マターとなりがちな問題ではありますが、たとえ喫煙可能なお部屋だったとしても、シェアメイトがこれを嫌がる場合には控えるなど、気をつけた方が良いです。
宿泊について
来客の宿泊を許可するかどうか。一人暮らしの場合はもちろん問題ありませんが、シェアハウスでは良いかどうかは、相手に確認を取る必要があります。個室かどうかにもよりますが、いろいろな配慮は必要になるでしょう。
荷物について
倉庫のように、荷物を共有スペースに置くようなことはできるだけ避けましょう。基本的に共有にしているところへは、自分の私物は置かないようにする、どうしてもの場合は許可を取るなど、予めルールを決めておくようにしましょう。
プライベートの干渉について
シェアハウスのデメリットで挙げられるのは、プライベート問題です。なるべく、プライベートをお互い干渉し合わないようなルールを定めるようにしましょう。プライベートの線引きを事前に決めておくと、お互いにとって良いですね。
宗教・ビジネスの勧誘について
信条などは人それぞれ自由ではありますが、それを相手に押し付けるようなことがあると迷惑になってしまいます。こうした勧誘行為は禁止行為として、事前に定めておきましょう。
シェアハウス生活はルールによって守られたり、上手くいったりするものです。トラブルを避けながら、円滑で楽しい生活を送っていけるようにするためにも、お互いが気になるところはしっかり決めておくようにしましょう。