いま、徐々に増えてきている「シェアハウス」という暮らしのスタイル。ドラマの影響もあってか、毎日のようにパーティが開催されて、ときに色恋沙汰スキャンダルがあるものを想像している人も多いかもしれません。しかし、実際多くのシェアハウスはそうではありません。その様子は、派手に暮らすというよりも、まるでそこに住む人たちが家族であるかのように暮らししています。
学校、お仕事、あるいは留学。それぞれの理由をもって、そのシェアハウスに住むことになったメンバーは、何も変わらずそれぞれの一日を生活していて。そして、たまに家で見かけると「最近どう?」と話し合い、ちょっと談笑する。シェアハウスでの暮らし方は、思っているよりも、身近に感じるものだったりします。
Come on UPが運営するシェアハウスには、その身近さに、大げさだけど、人生における豊かさのようなものを感じてしまいます。その秘密を垣間見るために、Come on UP西横浜で行われるBBQイベント、またシェアハウスを0から立ち上げたという小澤 準矢さんのところへ会いに行くことにしました。
▲ Come on UP 小澤準矢さん
有限会社Come on UPに勤務。過去にアメリカのSanDiegoの大学で勉強。これをキッカケに、同社に入社。趣味はロッククライミング、登山、サーフィンなど、自然と触れ合う環境に身を置くことが好き。
[ 公式サイト ] http://www.comeonup-house.com/10月10日、体育の日にCome on UP木もれ日西横浜(新居)でオープニングパーティが開かれました。
西横浜は、横浜から電車で3分。歩いても、およそ20分くらいで中心街に辿り着くことができます。閑静な住宅街となっていて、商店街でお買い物をする人も少なくないみたいで、地域のコミュニティが息づいています。歩いていると、ピアノや、カウンセリングみたいな地域に根ざした習い事教室も開かれてるみたいで、一度この街の味を知ってしまうと、なかなかクセになりそうな気がします。
ーーー Come on UP 木もれ日西横浜ってどんなシェアハウスですか?
古民家をシェアハウスにリノベーションするなんていうのも流行っているのですが、このCome on UP木もれ日西横浜は、もともと家だったものを、それぞれの部屋に鍵をつけることでシェアハウスとして使っています。なので、お部屋もそのままで、すべてのお部屋が六畳均一となっています。
2016年9月にニューオープンした、横浜中華街やみなとみらいの近くにある広々としたシェアハウスです。 特長はフルリフォームされたキレイなお家と、大きなリビングルームで、帰ってきたらふかふかソファーに寝っ転がったり大きなダイニングテーブルで食事をしたり、思いのままにリラックスできるような気持のよいシェアハウスです。 休日には広々としたキッチンで手をふるった料理を作るのもあり、そしてハウスの名前にもなっているとおり、きらきらな気持ちの良い木漏れ日をリビングで浴びながらのびのびとリラックスして過ごすのもあり。ぷら~っとみなとみらいや中華街や赤レンガ倉庫など、庭感覚で楽しめるので気の向いたときに訪れるのもここのシェアハウスの楽しみの一つです! 鎌倉までも1時間以内で行けちゃうので週末旅行をたんまり楽しむのもアリです(^^)
最寄り駅は西横浜駅。横浜まで2駅のため、都心へのアクセスも楽々です。 近くにはクジラ料理屋さんやお総菜屋さん、和菓子屋さんや居酒屋やスーパーなどがそろいにそろっている商店街もあります!活気ある商店街が近所にあるっていいですよね~。なかなかない好立地です。 もちろん駅前にもスーパーや業務用ストアがあるので、遅い帰りでも心配ありません! 新規物件のため、まだまだ住人さんは集まっておりませんが、スタートメンバーになってくださる方々、もっともっと心地よい物件に一緒に育ててくれる方、ぜひぜひ一度、木もれびシェアハウスに来てみてはいかがですか!!?
ーーー 周りの様子って、けっこう落ち着いていますよね。
たしか40年くらい続いている商店街などがいくつか、近くにあるんです。ここの紹介文を書く時にけっこう、商店街のこと調べたんですけど(笑)じつは、ここサンモール 西ヨコハマっていう商店街が有名で。まさに、伝統のありそうなイベントが時折開催されていて、揚げ物だけの西横浜No.1を決めるコンテストや、へそ祭りパレードというお祭りごとが季節によっては開催されるんですよ。あと、クジラ料理屋さんがあったり!
ーーー アメリカでもシェア生活をされていたんですよね。その時と比べてどうでした?
その時はシェアハウスというか、ドミトリーだったんですよね。うちの学校がアメリカで一番有名なパーティスクールで(笑)行くまでは知らなかったんですけど、いっつもどっかのドミトリー部屋でパーティをしている様な状態でした。。そういうのはさすがに迷惑でしたが、ここはその点、かなり平和ですね。
このお部屋は和室です。ここは日本人よりも、外国の方におすすめしています。日本人の中で和室に住まれたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱり外国人の方にはこういう環境をシェアしながらも味わえるのはいいかなと。襖もあって、障子があって、思う存分、日本の季節を楽しんでもらえたらなと思います。風通しも良いです。
ーーー たしかに!良さそうですね。これで全部ですかね、お部屋案内ありがとうございます。
まだ終わってないです。
ここはさすがに住むことは難しいんですけど、自由に物置などで使うことができるんですよ。
ーーー なんだか懐かしくていいですね!
イベントは終始、和んだ様子。来ている参加者は、新しく入居する人やCome on UPのスタッフさんだけではなく、現在進行形でCome on UPの運営している別のシェアハウスに住んでいる人や、かつて住んでいた人などなど。まさに、一つの大きな「輪」を感じることができました。
住人の出身地は北は北海道、南はオーストラリアまで。OLからコンサルタント、飲食店で働きつつ劇団をやってる子から会計士。バリバリの営業マンから研究員。先生やら、SEやら、社長やら、作家やら。もともと家族でもなく、友達でもなく、シェアメイトとしてで出会って暮らしながら広げる「輪」。私の高校の親友がハウスメイトのカオリの同僚と友達になって広がった「輪」。
朝寝坊して部屋を飛び出たら、シャワーから鼻歌歌って出てきたマサとぶつかって「わっ!」。スウェーデン人のハンスとチャイニーズアメリカンのジェーンと浴衣で花火をしながら感じる「和」。違った習慣や価値観とぶつかって、成長するわたしの「わ・・」。ワンダフル・ワールドの「ワ・・・」。
何度も何度も夜通し会話につき合わせてしまったリカコとの「話」。重ねてきた笑い、わっはっはのわ:)彼女の寿引越しの見送りに「ありがとう!わすれないよ!」と言いたくて 「ありがとう!わ・・・・」で声がつまっちゃった。。さまざまな人が集まり、さまざまな事がありますが、共通していることは互いに影響しあって成長できたら楽しいなという考え。That’s Come on UP のシェアハウス。
この繋がってもいいよ!という空気には、生まれ持って決まっている家族よりも、もっと人工的な温かさというのを感じてしまいますよね。あなたも、そんなCome on UPファミリーの一員になってみてはいかがでしょうか。
あ、そういえば。このCome on UP木もれ日西横浜には、今、小澤さんが一人で住んでいるんだとか…。広くて、寂しいみたいなので、ぜひ下見から行ってみてはどうでしょうか?きっと、西横浜と、Come on UPの魅力に惹かれてしまうんです。