CouchSurfing Report(カウチサーフィンレポート)
この連載では、オンライン上で使うことができる国際交流ホスピタリティサービスCouchSurfingを使って、海外からやってくる外国人にカウチを提供したり、自分がサーファーとなって海外の家へ宿泊しにいくようた体当たりレポートをまるまる紹介させていただくメディアとなります。
※このレポートは撮影・編集が2013年8月に行われたものを再掲しています。
自分にとって、2人目の来客となりました。カリフォルニア州チコから、日本を旅しにやってきてくれたのは、カントリー音楽をこよなく愛する男でした。そう、彼の本職はミュージシャン。デビュー目指して、日々作詞作曲、楽器の上達に努力を積み重ねているそうなのです。
彼と会う前から、その情報は聞いていたのですが。実際に会ってみて、そのロックンローラーぶりを実感することができました。「あ。やっぱり、ロックンローラーって髪切らないんだ…。」ジャーニーのSteve Perryを思い起こすような、ロックな風貌。かっけぇ。
というわけで、今回も当時のカウチサーフィン体験レポートを、そのまま抜粋してご紹介したいと思います。
日本旅行の最終日だといいうことで、お土産散策へ。
日本の遥か東、夢のカリフォルニアからカウチサーフィンしてきたのは、音楽大学で作曲を専攻しているドニー。友達50人ものにお土産を買わなければいけないということで、「とりあえず、安く買えるトコ」を教えてくれとのこと。
そしたら、100均に行くことになりました。だけど、Seriaってクオリティ高くて、この値段だから、何だか得した気分になりますよね。「日本らしい」ものであれば、何でも良いらしく、箸をたくさん買っていました。
現在、「風立ちぬ」が公開中です。(当時の話です)
ドニーの妹が、大のジブリファンらしく、どうしてもトトロかポニョのぬいぐるみが欲しいと言われて、少し考えて、ヴィレッジヴァンガードへ立ち寄ることに。
結局、ポニョのぬいぐるみはなかったのですが、ジブリ関係のグッズはあったので、それで代用。カウチサーフィンでやってくるサーファーは、ジブリファンが多いです。これは、本当に。好きなジブリ映画の1つや、2つは答えられるようでなければ、ダメですね。
日本観光客に最もオススメするお店がこちら、オリエンタルバザールです。
表参道ヒルズを駅から少し歩いたところにあり、まさに日本旅行の最後に訪れて、お土産を買うには最適なところ。この近くには、tenuguiという手ぬぐい屋さんもあり、サーファーがお土産に何か買いたい時はいつも、ここへ誘っています。
ザ・日本という商品が多いので、自分としても来る度に日本の良さや、日本らしさというのを再確認することができる場所でもあります。だけど、ちょっとこれは高過ぎだろ。と思うような商品もたくさんあります。
ドニーの夢は、「音楽家になること、あるいは音楽の先生になること」です。
11歳の時にピアノを習いはじめ、それから音楽の虜になったようで、今ではひと月に何度もカリフォルニアのライブハウスを巡っているらしいです。そんなドニーの音楽が公開されてるサイトはこちら。
ウチにあった、なんちゃってピアノでも演奏してもらったし、カセットテープもいただいた。本当に音楽が好きなサーファーだった。しかし、お酒も大好きなようで、朝昼晩とビールを飲み続け、彼がこの日帰ってきたのは朝でした。(笑)
たのしい時間をありがとう!次回は、ヨーロッパ・北欧圏から2人のサーファーがやってきたお話です。