車輪のように回るエコシステム「バイクシェアリング」って?

bycycle

街の暮らしに根付いたエコモデルの一つに、バイクシェアリングがあります。聞いたことはありますか?使った体験がある方もいるのではないでしょうか。観光地などにあるレンタサイクルに、時間あるいは距離に加算して、自転車を借りる仕組みを指します。街に根ざしたバイクシェアリングの特徴に、「借りた場所に返却する」ルールはなく、決められた複数の駐輪場で借りたり、返却したりができるところ。まさに、「コミュニティバイク」と呼ばれる所以です。

基本的なバイクシェアリングの使い方は、下記の通り。

socialbikesystem

1. バイクシェアリングの登録を行なう
登録団体によって、登録の仕組みは異なります。1回から借りることができるところもあれば、月額の登録が必須となるような場合もあります。

2. オンライン上で予約を行なう
ブラウザや、スマートフォンのアプリ上から借りるバイクを決定します。日時・場所を指定して、決めた時間に向かいます。

3. 実際にバイクを借りて、出かける
自転車の前にきたら、送られてきたパスワードを開錠して動かし始めます。予約不要で、その場で借りることができるような場合もあります。

4. 乗り終えたら、近くの団体が運営する駐輪場へ
自転車を使い終わったら、同じ団体が運営している駐輪場へ停めておきましょう。

運営している団体によっても、使い方はさまざま。インターネットを経由しないバイクシェアリングもあるみたいです。理想的なエコシステムではあるものの、盗難や駐輪場の手配にお金がかかるような問題があることから、まだまだ足踏み状態です。

バイクシェアリングは、街と企業が一緒になって取り組んでいます。

成功した事例の一つが、フランスパリで広まった自転車レンタルシステムVelib(ヴェリブ)。画期的なプロセスの機械化を施すことによって、上手くいったという。パリ市と、その周辺地域ではすでにヴェリブの貸し出しや、返却をすることができるスポットが1,700箇所以上も設置なされています。自転車の数は、なんと23,000台!

verib

パリで暮らす人だけでなく、旅行者でもクレジットカードがあれば登録して、利用することができちゃいます。登録料金は1日1.7ユーロ、使用開始から最初の30分は無料。30分をすぎると、30分ごとに1ユーロずつ使用料が加算されるような仕組みとなっています。

アメリカでも自転車は愛されています。私が住んでいたサンフランシスコでも見かけました。ここは、坂が多く、海沿いの平らな埋立地以外はほとんど上りか下りのユニークな地形。ですが、自転車に乗っている人は少なくありません。また疲れたら、バスに自転車を乗せられるという裏技まで使えるのです。

bayarea

そんなここでは、Bay Area Bike Shareが2013年に登場しました。年会費88ドル、オンライン上で登録を済ませると、登録した住所に鍵が届けられます。30分以内に返せば、何度借りても無料。30分を超えると、1時間までは4ドルが加算されていきます。短期滞在者向けにも、1日9ドル、3日で22ドルのプランも。

こうしたサイクルシェアリングの流れは、インターネットのようなIT技術とも親和性が高く、国内では大手通信業者のNTTドコモが参入したということで話題にもなりました。

自転車は、排気ガスを出さない交通手段。エコな取り組みとして、「バイクシェアリング」は注目を集めています。中古売買でなく、既にあるものをみんなで共有して、なるべくコストをかけずに生きていく。これが、新しい社会の定義に当てはまりつつあるのかもしれません。

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