今回は「新一の部屋探し」です。ルームシェアの部屋探しということで、池袋にやって来ました。
新一くんは、現在東京23区からは少し離れた三鷹でお仕事中。職場や、生活スタイル、それから物件の都合もあって、都心への引っ越しを考えています。生活費が抑えられるとありがたいってのもいいけど、外国人や起業を志しているような人と一緒に生活することで、夢へのモチベーションを維持できるような環境で過ごしたい!それにピッタリなのは、やっぱり「ルームシェア」。
ルームシェアするなら、山手線内で探してみたいとのこと。新一くんは、もともと去年までオーストラリアでワーキングホリデーをやっていたやんちゃもの。大学を卒業してすぐ、海外へ飛び出し、世界各国からやってきた旅人たちと働きながら、過ごしていました。もちろん、ルームシェアもしていて、思い出がいっぱい。「最後に過ごしたルームシェアはドラマみたいだった・・・。」だとか。
帰国してからも、ルームシェアをしていたが、いまは一人暮らしに落ち着いて。しかし、やっぱり誰かと熱い話をしながら過ごす時間は人生でも貴重だと。また、ルームシェアに挑戦。料理が大得意なので、ルームメイトには最高の飯を食わしてくれるんだとか。
さっそく、ルームシェア探しへ。Googleで検索すると、一番上にヒットする老舗サイト「ルームシェアジャパン」の募集をみてみます。
おおお!なんと、池袋駅で20,000円!!!!
山手線で一人暮らしをしようと考えたら、10万円は見込んでおかなければいけません。そこが、恐るべき破格・・・。いきなり、とんでもない掘り出し物を引き当ててしまったのではないでしょうか。
さっそく、メールを送ってみると、ほんの数時間で返信が。
メールの雰囲気も和やかで良い人っぽい。こういう掲示板で返信をもらう場合って、なんかこう決まり切ったテンプレートが多いんだけど、そんな感じもない。きっと、本人がオンデマンドで返信をくれたに違いない。「さっそく内覧へ」という方向へ。このやり取りも、その日のうちに決まり、翌日には現地へ入れることに。
池袋から本当に10分で着いてしまった。あの掲示板の内容には偽りなかったんだ。確かに、道中ではイケブクロの夜の顔も横目に入り、治安が最高に良いとは言えないかもしれないけど、海外で暮らしていた新一にとっては、慣れたもんです。
「すみません、本日、内覧を希望していた新一ですが・・・。」
「はい、お待ちしておりました!!」
「失礼しますー!」
その広さは驚愕。池袋駅近、20,000円。この条件を納得することができる納得感が広がっていました。帰ってきて寝るだけとはこれそのもの。といっても、FREERIDERがサンフランシスコで暮らしていた頃はこれをはるかに超える汚さで暮らしていたものですが・・・。
現在、物件を管理しているのは、竹本さん(仮名)。爽やかで、最近、東京に来たばかりだったみたいですが、手慣れたセールスマンな雰囲気でした。
竹本さん「キャッシュ的には、ここはすごくいいんですが・・・。」
新一「安いですよね。」
竹本さん「駅のアクセスも最高です。」
新一「住まわれている方はどんな方がいらっしゃいますか?」
竹本さん「僕が営業で。今住んでいる人も、ちょうど転職されたばかりな方ですね。」
新一「竹本さんは、ルームシェアしたことあるんですか?」
竹本さん「2回ほどです。前は職場の都合で社宅のような形で・・・。前職では職人をやっていたので、親方と一緒に暮らしていました。毎日仕事漬けのことでいっぱいでしたね。」
新一「そういうルームシェアもあるんですね。」
池袋のルームシェアを内覧してきました。駅近で最高のアクセス、おまけに破格の家賃。だけど、やっぱり内覧してみると納得できるところもありました。逆に、納得できないと逆に怖いので、こんなもんかなってところに落ち着くもんなんでしょうね。
何事もメリット・デメリットはあるもの。そこを見極めて、納得のできるものを選ぶことが大切ですね。