シェアリングエコノミーの消費者。私たちはUberやLyftのような移動手段を用い、Airbnbをつかった宿泊をし、Fonを使ってWiFiを共有することもできました。あくまで、私たちはシェアリングエコノミーの消費者に過ぎなかったのです。Rachel Botsmanは、シェアリングエコノミーを「個人が使っていないような空きリソースを無償、もしくはいくらか対価を得るために、事業を分担する経済システム」だと定義しました。本来、こういう舞台に出てくるまでは、まったく使われないままであった活用資源を指します。
シェアリングエコノミーに対する意識の高まりを見ていると、「新しくて」、「ヒップ」、それから「革新的な」ものとして人々は考えていることが分かりました。現実としては、人類が始まった頃から、基本的にモノの動き方は、現金か物物交換だったんです。今更感は否めないところですね。
ですが、これからのシェアリングエコノミーは、参加が必須となる革命になりかねなります。これはビットコインにまで及ぶ話となります。そして、いち早く参加する仕組みはどこの世界にとっても共通なところですよね。それでは、シェアリングエコノミーに参加するために今日からできることを幾つか紹介していきたいと思います。
ローカルと影響しあって、協力することで、支持者をどんどん増やしていってください!
モノやサービス、そしてあなた自身のことは、自己紹介ではなく、近くにいる人たちの噂より伝播して伝えられるということばかりです。そして、周りの印象をよくしておけば、自然とビジネスはうまくいくようになっていくというシステムが組み込まれていくことでしょう。例えば、カフェの運営を始めるのであれば、地元のブロガーやら、アパレルショップなど様々なお店と連携してやっていくのです。
地元で繋がりを形成していくことに、注力していきましょう!
あなたが持っているビジネスがどんなにニッチだったとしても、一つビジネスを繋げることはきっとできなくはないでしょう。関連した産業だけでなく、イレギュラーなところで出会って繋がるところにこそ、新しいビジネスチャンスが生まれるのです。なので、なるべく地元を基盤とした繋がりは大事にしましょう。近いので、やるとなった時に動きも早いのです。
地域でオーガナイズされるイベントにどんどん参加していってください!
他の誰かがイベントをやると聞いたら、手伝いに駆けつけるようにしましょう。実際に顔合わせをすると、その人のカフェに行きたいと思ったり、頼りになりたい、助けてあげたいと思うようになるでしょう。実際に、その人を顔で知っているかどうかは大切なことであったりするのです。
地元で行われるボランティアに積極的に参加するようにしましょう!
地域には、協会や組合など、近くにいる人たちが集まる仕組みが形成されています。そこで、自分が興味あるボランティア活動を見つけたら、すぐにでも参加していくことにしましょう。もしかしたら、何かが起こる。そんなことが地域で起こるのは十分にありえますし、期待できるところなのです。
シェアリングエコノミーで親和性が高いのは、地域コミュニティです。ここで何かができるような環境を常に築いておくことは大切なこと以外に他ならないのです。