安い場所に住みたい！東京の家賃相場を徹底的に調べてみた。

東京で新生活を始める人にとって、「どこに住むのが良いのか」って気になるところですよね。通学や通勤に便利な都心エリアに住んでみたいけど、どうしても家賃が高くなってしまうもの。実際のところ、家賃抑えめで住むのにピッタリなのって、オススメはどこなのでしょうか。都内で家賃がリーズナルなエリアを紹介していきます。

東京で一人暮らしを始めようと思ったら、大体7〜10万円が家賃だけでかかってきます。水道や光熱費なども含めると、やはり10万円は見込んでおくと安全ですね。しかし、新社会人や学生にとっての10万円って結構キツイ・・・。やや家賃抑えめで暮らすことができる東京エリアってないものなのでしょうか。

まず、人気の23区から『賃料相場が安いランキング』を見ていきましょう。
基準の家賃相場となっているのは、物件数No.1の不動産情報サイト「ホームズ」によって、駅徒歩10分内賃貸物件の平均賃料（管理費・駐車代などを除く）を軸にHOME’Sの過去データを基にしたロジックで算出されています。

参考：ワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建ての相場表

家賃安い相場の上位を占めるのは、新宿や渋谷からは電車で30分以上かかってしまう都心の外れエリアになります。六本木などビジネス街がある港区は12.16万円、千代田区、中央区、渋谷区と続いていく家賃高いランキングは10万円を超えてしまいます。

葛飾区といえば、「こち亀」や「男はつらいよ」の舞台として有名です。下町の風情ある街並みに、人間味のある商店街は暮らすことを考えてみると、そこまで悪くはないかもしれませんね。足立区、江戸川区も、東京よりもやや埼玉など他県に近づいていくことになりますね。

安い理由は立地にあるだけではありません。物件を見てみると、やや一軒家だったり、建物が古かったりするのが特徴です。アクセスが悪いといっても、東京は公共交通機関が完備されているので、駅から近ければ、かえって、都心で駅から離れた場所に住むよりも、ずっと便利かもしれませんね。

それでは、都内からアクセスばっちりでありながらも、お手頃な家賃で暮らすことができる。
シェアハウスを幾つか、紹介していきたいと思います。

玉川学園駅

■ 最寄りの沿線

小田急線

■ 家賃例

3.97万円（ワンルーム）

■ おすすめな理由

町田駅のちょうど隣。小田急線に乗れば、新宿や下北沢までも一本で行くことができます。駅のどちら側にもすぐに山のようなものがある、ちょうど谷間。駅付近にスーパーもあります。落ち着いた様子が特徴的で、物価も抑え目なので生活コストを全体的に抑えておきたい人にはおすすめですね。

府中

■ 最寄りの沿線

京王線

■ 家賃例

5.17万円（ワンルーム）

■ おすすめな理由

府中周辺は再開発が進んでいて、不便なところがありません。一言で言えば、「自然に囲まれていて、福祉が完備されている街」です。緑の公園がいたるところにあって、のんびりとゆったり過ごせます。東京競馬場がシンボルとしてありますが、ギャンブル好きが集まり、治安が悪いなんてことは決してありません。

小岩

■ 最寄りの沿線

JR総武線

■ 家賃例

5.98万円（ワンルーム）

■ おすすめな理由

駅前から商店街が続いてく、ちょっぴりタイムスリップした気分にも没入してしまうような小岩の街並み。物価は東京とはいえないほど安くなっていて、お買い物のコスパは最高です。ディープな居酒屋や、飲食店が多いので、通い詰めればツウになれちゃうかもしれませんね。

西日暮里

■ 最寄りの沿線

東京メトロ千代田線
JR山手線
日暮里・舎人ライナー

■ 家賃例

6.91万円（ワンルーム）

■ おすすめな理由

荒川区の古き街並みが心地よいエリア。西日暮里駅の近くには神学校として有名な開成学園や西日暮里公園があります。駅周辺には、びっくりするくらいボリュームが満点なのに価格抑えめなグルメが楽しめるようになっています。跡地やお寺も多数あり、風流があります。

西永福

■ 最寄りの沿線

京王井の頭線

■ 家賃例

6.15万円（ワンルーム）

■ おすすめな理由

杉並区の井の頭線沿いエリアは閑静な住宅街。とりわけ、楽しむスポットがあるわけではありませんが、駅周辺に物件が集まっているので、比較的安めでアクセス良好な物件が手に入ります。また、吉祥寺と渋谷のちょうど中間地点となっており、どちらにも12分で行くことができちゃいます。

いかがでしたでしょうか。
確かに、東京で生活をするのっていろいろと高くつくイメージはありますが、実は穴場な駅スポットってたくさんあったり。
コスパのよいお部屋探しをしたいですね。