外国人ゲストと国際交流!ホームステイのホストになる方法

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ホームステイの受け入れ、やってみませんか?

日本では、年間80,000人程度の留学生を海外から受け入れていることになります。近隣であるアジアはもちろん、ヨーロッパ、アメリカと出身国は様々で、多くの外国人留学生たちが日本ならではの伝統文化や、ファッション、アニメなどに憧れてやってきてくれるのです。ですが、自分が大学生でもない限り、そうした留学生と出会うような機会はなかなかないもの。

例えば、結婚をして、家族もいる状態で海外の人たちと接するような機会は、ほとんどない方も多いのではないでしょうか。せっかく、留学経験もあって、英語も話せるのに、家庭ができてからは、海外旅行も行かなくなり、全く英語を使う機会なんてない…。なんて悩みを抱えている人もいるのかもしれません。

外国人と英語を話したり、交流する機会。先日の記事にもあった「ワーキングホリデー」はもちろんですが、海外に行かずとも、国内で「Airbnb(エアビー)」や「CouchSurfing(カウチサーフィン)」を使って、国内留学っていうのもありですね。ただ、どうしても見知らぬ人っていう要素が強く、もしお子さんがいる場合は危険要素もあるので、ためらいがある方もいるかもしれません。

そんな方に、「ホームステイ」はどうでしょうか?これは、昔からある仕組みで、小さい頃にホームステイが来ていたなんていう人も中にはいるのかもしれません。よく聞くものですが、実際どうやって始められるのでしょうか。

ところで、ホームステイってなに?始めるのに条件はあるの?

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異国の地へ誰かがやってきて、あるいは逆に海外へ自分が行った時のことを想像してみてください。心細いことは間違いありません。もし、それを暖かく迎え入れてくれる人がいるならば、その心境はまるで違ったものになってくるはず。その問題解決策の一つが、ホームステイですね。

ホームステイ(homestay)とは、留学生などが、その国の一般家庭と寄宿し生活体験をすることである。または、その制度。受け入れる家庭のことをホスト、その家族をホストファミリーと呼ぶ。農家に寄宿し、農場体験をするのは、ファームステイ(farm stay)。

・協会のボランティアとして無料で受け入れてくれる家庭もあるが、近年はビジネス目的で、家賃を請求するホストが多い。ホテルや下宿ではないので、すべてのホストファミリーが参加者が望むような対応をしてくれる訳ではない。そのため近年は自分の出した条件のホストファミリーを探し、紹介してくれる留学エージェントもある。

・夏休みなどの長期休養期間を利用して、普段は行くことの難しい学生なども気軽に体験出来る。

(出典): ホームステイ

ホームステイにもいろいろとあるんですね。続いて条件の方も一緒に見ていきましょう。ホストファミリーに求められる英語力だったり、部屋の大きさだったり、いろいろあるのでしょうか。日本でホストファミリーの最大数を誇っている公益財団法人 AFS日本教会によりますと、ホストファミリーは下記の条件が必須みたいですね。。

AFSでホストファミリーをするための条件は、「異文化交流を通じて公正で平和な世界の実現を目指す」というAFSの精神に共感し、留学生を家族の一員として暖かく迎え入れて下さるご家庭であることです。
「英語がしゃべれない」「家が狭い」「同世代の子どもがいない」といった心配はいりません。また、ご夫婦二人のご家庭や、ご両親のどちらかが単身赴任中のご家庭も、ホストファミリーになっていただけます。
生活習慣や文化的な背景が異なるティーンエイジャーと生活していく柔軟性や意欲さえあれば、大歓迎です。

(出典): AFSホストファミリーの条件

協会によっても、いろいろみたいですが、法律などで「ホストファミリーはTOEICが~」みたいなことはないみたいですね。基本的に、誰でもできるみたいですが。やっぱり、審査はあるみたいなので、これを通過しないことにはできないみたいですね。

実際に、ホストファミリーになりたい。やり方や手順は?

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利用する協会によっても、さまざまではありますが、一般的なものを今回紹介していきたいと思います。ざっと説明していきましょう。

資料請求

まずは、「ホストファミリーになるってどんなこと?」というところを知っていきましょう。実際に行う前にはよく家族と相談しなければなりません。やろうということになったら、資料請求をしましょう。不安があれば、実際に協会へ問い合わせたり、会って話を聞くようにしましょう。

応募

「ホームステイを受け入れよう!」そう決まったのなら、さっそく協会へ応募してみましょう。必要事項を記載して、書類を送付すれば、後から協会側から連絡がくるはずです。

協会からの家庭訪問

協会のボランティが家庭にやってきて、プログラムの説明・受け入れ要件・希望なんかをきちんと説明してくれるます。これには、多少なりとも審査の意も込められているみたいです。分からないことなど、しっかり聞いておくといいですね。

留学生決定

ホームステイでやってくる留学生が決定されます。協会の経験から、ホストファミリーにぴったりな留学生を選んでくれること間違いありません。ホストファミリーオリエンテーションなんかにも参加して、留学生を迎える準備を始めていきましょう。

留学生来日

いよいよ、留学生が家庭にやってきます。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、お互いにとって最高の時間を共有することができるように、よりよい関係を築いていけるようにしましょう。

ホストファミリーになる前に注意しておきたいことは?

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ホームステイしてやってくる外国人の状況によって様々ですが、なぜかお金に余裕のある留学生と、使いまくる留学生の極端であるような印象があります。きちんと、家でのルールを決めておき、それを留学生にわかる形で伝えておくこと。また、留学生によっては宗教的に食べられない食事があるかもしれません。かねてより、留学生がどんな状態にあるかを把握してあげることは大切なことなのかもしれませんね。

実際に、ホームステイは留学生にとって「もうひとつの家族」になることは間違いありません。彼らが育ってきた時にも、必ず訪れてくれることでしょう。そういう意味でも、受け入れている一時的な関係ではなく、これから先、ずっと関わっていく、人生をシェアする家族として接してあげなければなりませんね。

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