以前のブログで、UBER EATSを初日に使ってみた。スマホで高級レストランのメニューを会社まで注文!を紹介しました。今回は、逆にUBER EATSのデリバリーをやってみた体験談をさっそくレビューしていきたいと思います。
レストランでご飯を預かって、お客様に届ける。そんなUberヒーローになるためには、まずオンラインで登録をします。一般的にUberを使っている人がいれば、IDとパスワードは利用しているときのもので良いそうです。紹介のインセンティブも実施しており、すでに登録している人に紹介される・もしくは紹介すると特別なご褒美がもらえるようになるそうです。
登録して数日経つと、説明会の案内が来たので行ってきました。UBER JAPANの本社は渋谷にあるのですが、説明会では10数人から、多いときだと50人ほど集まって説明会を行なうということで、貸しスペースを借りて実施しているみたいです。筆者は、なんとかギリギリのサービスが始まる前日(もちろん、サービス開始すると知ったのは説明会行った後)に駆け込みました。サーッと説明を聞いていて、まとめると以下のような感じ。
・働きたいときにいつでも働ける
・オンライン(待機モード)にしているだけで、お金はもらえる
・働いて良いレビューをもらうと給料アップ
・レストランのご飯をこぼしてしまったら、UBER側が責任を取る
筆者もいくつかバイトの面接など受けたことあるのですが、とてつもなくフランクで契約書すら書かないほどでした。というか、面接すら行なっていません。説明を1時間ほど受けて、プロフィール写真を撮影して、あとはデリバリーに使えそうなバッグをもらいました。こちらは無料!(デポジットで働いた分から引かれていくらしい・・・、でもバッグを返す時にそのお金は返ってくる!)
このバッグは見かけ通りに、けっこう重さがあるもので。昨日は、女の子が届けてくれたのですが、この重さで何件も回っていくのは辛いです・・。この大きなバッグの中に、2つの保温の効く小さな手提げバッグが入っていて、基本的にはこちらに食事を入れて運ぶみたいです。
さっそく、準備ができたのでスタートしていきましょう!UBERPARTNERSのアプリを起動して、オンラインに。オンラインにした瞬間に、依頼が飛んできました。筆者はなかなかチキンなので、最初はスルーしてしまいました。
この近未来的な雰囲気を醸し出す、水色の光線サークルが時間切れになる前にボタンを押せばUBER EATSSの依頼を受けることになります。時間切れになってしまうと、この依頼が別のUBERヒーローに飛んでいくみたいです。オンラインにしている間は、基本的にこの依頼を受け取るようにしなければ、時間ボーナスのインセンティブはもらえないみたいです。
スルーしてから、4分以内にまた新しい配達依頼が飛んできました。「よし、やるぞ!」とスマホ画面を押してみると、画面が配達モードに切り替えられます。表示されるのはお店までの道のりと、注文番号です。実際にバッグを背負って、自転車に乗ってみるとバランスが取れなくて弱りましたが、依頼を受けたからには、なるべく早く、安全に届けなくてはなりません。
UBER EATSが現在、実施されているエリアは港区や渋谷を中心としたエリアです。昼間や午後の時間帯は人通りが多く、正直なところ自転車運転は危なかったですが。明らかに見てわかる、UBERヒーローとすれ違う時は「お疲れ様です!」と声を掛け合ったりしていました。
初回の注文で配達に向かったのは、明治通りにある「NICO AND … TOKYO(ニコアンドトーキョー)」のカフェラテです。初めてだったから、UBER本部も配慮してくれたのか。スタート地点から、およそ5分ほど走行したところにある、もともと知っていたお店だったので迷わず辿り着くことができました。
東京メトロ副都心線明治神宮前駅から徒歩3分のところにあるカフェ。雑貨、アパレルなどを展開する「niko and…」に併設するカフェで、本格的なコーヒーを飲むことができます。コーヒーは、5〜6種類からチョイスでき、ハンドドリップかフレンチプレスの2つの淹れ方から選ぶ事ができます。お好みを伝えれば親切な店員さんがその時のお勧めを教えてくれるので、その日の気分に合わせてコーヒーを楽しむことができます。「アイスカフェラテ(432円)」と「チョコマフィン(240円)」は買い物帰りの女性に大人気。フリーWiFiやコンセントなども完備されているので、ゆっくりと時間を過ごしたい方にお勧めのカフェです。
(出典): RETTY
UBER EATSの配達員であることをお店の人に伝えると、既にコーヒーは用意されています。これはUber側でUberヒーローがお店に辿り着く時間と、用意をする時間をちゃんとマッチングさせて、ヒーローを選んでいるというテクノロジーが働いているみたいなのです。
ちゃんと予約番号をスマートフォンで確認したら、そのまま注文してくれた人のもとまで運びに行きます。コーヒーなど飲み物はこぼれてしまうのではと思う人もいるかも分かりませんが。バッグは水平で、容器もデリバリー用に意識がされてるみたいなので、そういった心配はなさそうです。
配達先に辿り着くと、相手にも到着したかどうかがアプリ上で確認することができるようになっているため、親切な人であれば、建物から出て待っててくれているようなこともあります。今回は、着いてすぐに見つけてもらったので、なんなくミッションコンプリートとなりました。
ミッションコンプリートをするとすぐに、次の案件依頼が飛んできました。ついつい押したくなってしまうスマホ画面を押してしまうと、またUBERヒーローは新しい任務に取り組んで去っていくことになるのです。(というのも、1時間やり続けるとボーナスとかあるんで、やめられなくなっちゃうんですよね・・・。)
やってみて思ったのは、渋谷の道玄坂まで届けるといったミッションもあったのですが。これが自転車で敢行するのが物理的に厳しい面があります。自転車だけでなく、あの大きなUBERバッグを持っていると、100%ぶつかります。今は、そういった自転車移動には向かないエリアが対象となっているのですが、なかなか慣れが必要だなと。。(モノを運んでる時ではないですが。思いっきり電柱にぶつかったりもしました…)
あとは体力的に一時間で結構疲れちゃいます。結局、渋谷・南青山間を1時間で2周くらいはしたことになりました。
でも、レストランの人に「お願いします!」っていわれるのと、届けた人に「ありがとうございます!」と言われる役割って悪くないです。こういう直接的な体験って、普段の日常では忘れがちなことですよね。UBER PARTNERになるためには、そこまで労力はかかりません。仕事がない、休日だけでもやってみてはいかがでしょうか。