コスト削減、楽しい仲間と理想な毎日。ルームシェアには、かけがえのない出来事が待っているものですが、家族でも恋人でもない他人と生活を送る以上は、トラブルもつきもの。些細なトラブルから警察沙汰まで、幅広いものではありますが、ルームシェアをする前には、トラブルは必ず起こりうるということ、そしてどんなトラブルが起こるかというのを把握した上で始めましょう。
兄弟がいるなら、誰しも兄弟喧嘩をしたことがあるように、距離が近ければ近いほど、なにかしらのトラブルは起こるのです。私自身、今まで4年ほどルームシェアを体験する中で、不満なし、喧嘩なしでその部屋を後にするようなことはありません。最後は、本当にその人たちとルームシェアをしてよかったと思えて離れていくものでしたが。
ルームシェアで、起こりうる6のトラブルを説明していきたいと思います。
■ 金銭トラブル
ルームシェア最大のトラブルとも言われているのが、「ルームメイトの家賃未払い」です。ルームシェアをしているメンバーの一人が滞納をしてしまうと、他のメンバーで負担することになります。少なくとも、家賃を支払えるだけの経済力がある人をルームシェアに選ばなければなりません。また、ルームシェアを選ぶ多くの人はこの価格コストを下げようとして入居を始めるため、このリスクが増えてしまうこともあります。
また、家賃だけではなく、共益費の割り勘なども。ルームシェアは部屋を共にしていることもあって、ちょっとしたコンビニの行き来なんかでも、お金の貸し借りが頻繁に行われることがあります。ルームシェアのような距離が近いからこそ、お金の貸し借りはなし。どうしてもの時は、きちんと返してもらうようにしましょう。
■ 男女トラブル
ルームメイトが彼氏/彼女を呼んでくるトラブルがあります。これも、ルームシェアをする上ではトラブルになる原因の一つです。恋人ができたのなら、呼んできてゆっくりしたいという気持ちは分からないでもありませんが、ルームメイトにとっては赤の他人。知らない人が頻繁に部屋に入ってくることは快いことではありませんよね。
また、男女のルームシェアでトラブルとなるのが、住人同士が恋愛関係に陥ってしまう。あるいは、肉体関係を持ってしまうことです。恋愛は自由なので構いませんが、他の住人からすると迷惑となってしまうようなこともあるみたいです。キッチンで合って軽い会話をしていたら、キスをされそうになったなんて半分セクハラ染みたようなことも発生しているみたいですね。
■ 盗難トラブル
これもありがちです。よくあるものが、冷蔵庫に入れておいた食材が勝手に食べられているとうものです。小さなことのように思いますが、盗難は盗難です。勝手に人のものを使ったりすることもいけません。ドライヤーやシャンプーなどの一見、共有品のようなものであっても、必ず許可を取るようにしましょう。
お金が盗難されることもあります。机の上に置いてあったお金がなくなっていたなんてこともありますが、これはもちろん盗難する人が悪いのですが、置いておく方もいけません。お金は一番の問題になりますので、お互いのものをきちんと管理するようにしておきましょう。
■ 家事分担トラブル
せっかく分担を決めたのにも関わらず、家事をしないことがあります。これが溜まっていくと、部屋はみるみるうちに汚くなっていきます。お互いで決めたルールや、約束事は守るような心がけをしておきましょう。少しずつトラブルが溜まってしまうことになります。
また、お互いが気づいた時にできるような体勢も必要です。もちろん、食べたものはすぐに洗うなんてのは当たり前。台所を片付けない、トイレの使用後が汚ない、掃除をしないのに勝手に物を片付けると怒る。不満となることはどんどん積もっていきます。
■ 騒音トラブル
明日の朝、早く起きなければならないのにも関わらず、ルームメイトが友人たちと夜中まで騒いでいる。ルームメイトには遠慮が必要です。来客が来る場合は、あらかじめルームメイトの許可を取っておくようにしましょう。知らない人が勝手にいることは、まったくいい気がしないものです。
また、音楽の大きさも注意しましょう。私はサンフランシスコで滞在中に、毎日ルームメイトとお酒を飲みながら、音楽大音量で、踊りまくっていたのですが。近隣住民にも、ルームメイトにもとても迷惑をかけていたことを後から知りました。迷惑注意です。
■ プライバシートラブル
相手のものを勝手に触るのはやめましょう。例えば、個室がある場合、勝手に相手がいない間に個室を覗いたり、入ったりすることはNGです。共有施設に置いてある、相手のものを触って、また使うなんてことはもってのほかです。
プライバシーをお互いが考慮して生活することは、非常に大切なことです。会話の中でも、恋愛事情や、相手のプライバシーに関わってくることなどを詮索することは注意しましょう。
トラブルが起こってしまうのは当然ですが、なるべくこれを軽減しながら。最高のルームシェア生活を送れるようにしていきましょう。