ドキドキ相席屋レポート!婚活の現場へ、無職の24歳(男)2人が突入した結果。

「彼女が欲しい」「結婚したい」は、願望ではなく欲望。My Share Lifeの山田です。
ついに、念願の相席屋デビューを果たしました。話題になり始めたのは、私がちょうど海外へ出ている時だったので、大陸を超えて「行ってみたい。。」という思いを募らせているところでした。そこで、私と、そんな願いをともにアメリカで重ねていた元ルームメイト、絶賛無職の2人で行ってきました。

aiseki

場所は、渋谷。出会う人と人で、カオスなこの街から冒険を始めていきたいものです。駅から5分ちょっと、ひたすら歩いて行くと、「相席屋」という刺激が待ち受ける島の看板が見えてきました。

私のことを冒険家というのなら、たしかにそうだ。しかし、私は違うタイプの冒険家だ。自分の真理を証明するためなら、命も賭ける冒険家だ

ー チェゲバラ

そもそも、相席屋って何だか知っていますか?言葉の通りではありますが、初めて出会う異性と相席をして、友達を作ったり、恋人を作ったり、おしゃべりを楽しむことができる飲み屋さんです。なんと、食べ放題・飲み放題。女性は無料で入店できますが、男性は30分あたり1800円(平日は1500円)という価格形態となっているわけです。

女性であれば、なんと食事もお酒もすべて無料で楽しむことができるシステム。中には、婚活を目的としているのではなく、ご飯を頼みにきているような人たちもいるのかもしれません。他のツイートを見ていれば、中には食事だけをして一言も口聞いてくれないなんてケースもあるみたいです。

こんな衝撃的な事件が起きるところも、CtoC(個人によるキャバクラ)モデルあるあるというわけですね。会社や大学が最寄りである相席屋を選んでしまうと、もしかしたら知り合いと遭遇してしまうなんて事故も起こりがちなのかもしれませんね。

おじさんにがっつかれ、イケメンが既婚者。なかなか女性側も相席屋で苦労しているのかもしれませんね。婚活応援といいながらも、全員が婚活目的でやってきているというわけではないのかもしれませんね。

…と言っても、すべては「百聞は一見にしかず!!」。

今回は、無職で30分しかお金が持たなかったのではありますが、頑張って、振り絞って、そして相席屋へ潜入してきましたんで、その時のレポートをがっつりご報告させていただきます。それでは、これより【入店レポート】をしていきます。

aiseki

入ると、「初めてですか?」と聞かれ、「はい。」と答えると、簡単な相席屋の説明が始まります。

■ 女性は無料、男性は30分1800円(金、土、日、祝日)
■ すぐに女性のチェンジはできない
■ 時間は自分たちで把握(連絡とかは一切こない)

ここで、なぜ無職なのに金曜に来てしまったのか…と、ちょっぴり後悔しながらも、ここまで来たら行くしかない!ということで、さっそく相席屋へ言ってみると、席をすぐに案内されました。このマッチングに裏があるのかは分かりませんが、ちょうど同い年くらいの女の子2人が待っていました。

めっちゃ、無表情。

「こんにちは♪」と言っても、全く無反応。しょうがなかったので、「とりあえず、ご飯取ってきます。」と伝え、バイキングへ。ルームメイトとは、「これいけるのかな…?」なんて不安で相談しましたが、彼の方は「いや、もっと男の方からリードしていかなダメでしょ!!」と意気込んでいました。

aiseki

ー 普段どんなことして遊んでるんですか??僕あんまり社会人の経験がないんで、社会人ってどんなことしてんだろうなって気になって。

飲み行ったり。。

ー 飲み行くんですか、友達とかと?へー。

・・・。

ー なんか最近困ってることとかないですか?

困ってること?

ー 問題というか。あれがウザいとか?なんでもいいんですけどー。

お金がない。

ー お金がない?

お金がない。

ー それは、なんでお金が欲しいんですか?

お金があれば何でもできるじゃないですか。

aiseki

ツイートの感想からも、私のイメージからも「ザ相席屋ガール」みたいな女子が登場してくれたような気がしました。スペックをいうと、一人は黒髪でロング、24歳、喫煙者。もう一人は、金髪、セミロング、化粧濃いって感じです。

ー お金が欲しいんですね。。例えば、お金使って何がしたいんですか?

買い物。カードの支払いヤバいから。

そこからなかなか、不毛な時間が続いていきます。思い返せば、私のコミュニケーション力も問われていましたが、彼らは基本的に「しょうがなく、相席されている」スタンスなので、サービス精神も勿論なく、こちらが話しかけない限りは一切、返事はないという状態です。頑張って、話題をぶつけていきます。トライ&エラー。

aiseki

ー 何している時が一番楽しいですか?

ライブ!?

ー サマソニ?

まあまあ、ライブ系〜。

ー 暇な時間とかないんですか?

ない!!

ー へー、そんな忙しいんですか?

寝たい、寝たい。

ー なんでそんな忙しいんですか?

遊び!

ー 予定が詰まっているんですね…。合コンですか?

合コンは行かない〜。

ー 女同士で飲みに行く感じですか?

飲んでいるか、買い物行くか。カフェ行くとか、ご飯たべて終わり。それで、喋る時間が終わるとかばっかりかな。女の子なんてみんなそんな感じだよ。

ー 電話じゃダメなんですか?

電話もするよ。

ー どこで(二人は)知り合ったんですか?

mixiのライブコミュニティ。

mixiのライブコミュニティ、オフ会で出会ったらしいです。それは、6年前だったらしいですが。頑張ってインタビューしてみても、なかなか楽しんでもらえず。女子会のお邪魔を間違えてしてしまったみたいな状態が続いています。コミュ障だったかな、自分。。極め付けでは。

そして、ついにシンデレラ。帰らなければならない時間になってしまいます。これ以上いると、私の予算以上の金額が量増しになって払わなければならないので、もう生きていけなくなります。魔法が解けるまでのカウントダウンが始まります。

ー あ、俺たちもう行かなきゃ。これから用事あるんだよね。(本当はお金ないだけ。)

ー これから僕たち帰ろうと思っているんですけど、LINE教えてくれませんか?

・・・。

ー ダメですか?

・・・。

ー いいじゃないですか、LINEくらい。

LINEんん、、。まあ、LINEくらいだったら?いいですよ?

ー 教えてください。

私、やり方忘れちゃった。。

とうとう、ガラスの靴が見事に割れて、帰ることとなってしまいました。「なんで、LINE聞いたんですか?」「いや、聞かないと失礼かなと思って。」この時、一緒に行ったルームメイトがLINEを聞かずに帰るのが失礼と思うあたり、私と違って、かなりジェントルマンだと思ってしまいました。

とりあえず、婚活居酒屋は、婚活以外でくるのは男も、女もダメですね。きっと、どこかで空回りしてしまいます。でも、やっぱり一度は相席屋。行ってみてもいいと思います。出会いは、どこに落ちているのかはわからないものなんですから。

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