ルームシェアをし始めてからのイベントで、おすすめなやつはシネマ鑑賞会。ちょっと観たい映画が昼間に思い浮かんで、LINEで「今夜、〇〇一緒に観ない?」と送ってみたら、ポップコーンと炭酸を用意して、ルームシェアが小さな映画館になるわけです。借りる映画も安くなるし、Huluなんかを契約しておくのもありかもですね。
今回は、【女同士】でルームシェアをした時に、一緒に観ておきたい映画シリーズを一挙、紹介しておきたいと思います。やっぱり、女の友情ものを観ておいて、改めて、お互いの信頼度を上げておくのはどうでしょうか。それでは、さっそく観ていきましょう。
ノットアガール
ルーシー、キット、ミミの3人は仲の良い幼なじみだったが、今はバラバラ。だが高校を卒業した日の夜、昔、埋めたタイムカプセルを掘り出すため公園に集まった。そこでミミは「歌手のオーディションを受けるため一緒にロスへ行こう」と言う。最初は相手にしなかったルーシーとキットだが、それぞれの願いを叶えるためにロスへ行くことを決意する。こうして3人の「自分探しの旅」が始まる。
旅するジーンズと16歳の夏(2005)
アメリカ・メリーランド州ベセスダ。そこで育ったカルメン、レーナ、ティビー、ブリジットは母親のお腹の中にいるときから、ずっと一緒に苦楽を分かちあってきた大の親友。ある年、レーナは祖父母のいるギリシャのサントリーニ島へ、ティビーはそのまま家に、ブリジットはサッカーの合宿、カルメンはサウスカロライナにいる父のもとを訪ねるため、互いに離ればなれの夏を初めて過ごすことになった。その別れの前日、たまたま入った古着屋で、身長も体形も異なる彼女たちの誰が履いても完璧に似合う不思議な1本のジーンズに出会う。
4人はそのジーンズを離ればなれになっても変わらぬ友情の証として、みなで順番に着回す約束を交わす。そして4人の夏が1本のジーンズとともに始まり、彼女たちはかけがえのない何かを見つけることになる。
ローラーガールズダイアリー(2009)
テキサスの田舎町で暮らす17歳のブリスは、母親に言われるまま、美人コンテストに出場している。そんな彼女は、ある日友人のパシュとローラーゲームの観戦に行き、すっかり魅了される。彼女は、年齢を偽わり、家族にも内緒でハール・スカウツの新人テストに参加し、合格する。
プラダを着た悪魔(2006)
名門ブラウン大学(映画版ではノースウェスタン大学)を卒業し、ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア・サックスは、幸運にも何百万の女性の憧れとする仕事・ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職した。しかもその編集長でファッション業界に対し絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリーのアシスタント職である。だが、ミランダは自分の身の回りの世話をアシスタントに押し付けるなどの横暴を発揮する最悪の上司であり、今までに何人もがこの仕事を辞めていたのであった。ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、本来の目的である文芸誌での仕事への足がかりとして、彼女の悪魔のような要求に耐えていく。
ブリングリング(2013)
転校してきた冴えない青年マークは、そこでおしゃれな女子生徒レベッカと出会う。自分とは違い、美しく華やかなレベッカに心奪われたマークは、彼女の誘いに乗り犯罪に手を染めるようになってしまう。最初は置引き程度だった彼らの犯行は、レベッカの友人クロエ、ニッキーとサムの姉妹を仲間に加え、次第にエスカレートしていってしまう。
彼らはハリウッドに住むセレブの豪邸に忍び込み、そこにある数々の高級品を奪い去っていく。セレブのスケジュールや豪邸周囲の情報はネットで簡単に手に入れることができ、まさか自分が犯罪の餌食になるとは考えもしないセレブ達は豪邸に大したセキュリティもかけておらず、彼らは次々に犯行を成功させていく。
しかし、素人の杜撰な犯行がいつまでも成功するはずはなく、ついに彼らは逮捕されてしまう。だが、素直に犯行を認めたのはマークだけで、他の少女達は警察に取引を持ちこんだり、マスメディア相手に嬉々とした様子でこれからの人生予想図を語ったりと、誰一人反省などしていなかった。
花とアリス(2015)
幼なじみのハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。ハナは落語研究会に所属する高校生・宮本(郭智博)に一目惚れ。同じ部活に所属し、なんとか宮本に近づこうとするハナ。そしてある嘘をついたハナは、宮本と急接近する。しかし、その嘘がバレそうになり、さらに嘘をつくはめに。しかもその嘘がきっかけで宮本がアリスに恋心を抱いてしまい……。
東京フレンズ(2006)
『サバカン』のボーカリスト・岩槻玲はバンドの仲間達と共に、メジャーデビューに向けて、その後も順調にライブ等行い、評判を上げていった。ひろの達もそれぞれの夢や恋に不安を抱きつつも、相変わらず仲良しな日々を送っていた。ある日、夢の蔵での涼子の結婚式、NYに留学した真希からお祝いが届く。一緒についていた手紙には、何とNYであの隆司の姿を見かけたと言うものだった。フラワーチャイルズ(通称:フラチャ)の騒動以来、消息不明の音信不通だった隆司を心配していた玲は、動揺を隠せない。その姿を見て、涼子は玲にNY行きのチケットを渡す。断る玲だが、涼子の思いやりに心動かされ、プロモーションで忙しい時期にも関わらずバンドの仲間達に『一発殴ったら帰って来ます』と言って、NYへ。真希と再会し、玲は隆司を探し出すのだが…。
愛する人と一緒にいたいキモチと、歌を歌いたい想いの狭間で揺れる玲。玲が最後に選んだ道は何だったのか? そして、隆司とひろの・涼子・真希が選んだそれぞれの未来とは…?
下妻物語
茨城県の下妻市に住む竜ヶ崎桃子は、ロリータ・ファッションをこよなく愛する孤高の高校生である。もう一人の主人公・白百合イチゴは、レディース(暴走族)の一員であり、桃子の父親の作ったベルサーチの偽物を買いに来たことをきっかけに、桃子の家に出入りするようになる。イチゴは、自分が所属する暴走族の総長が引退する時、代官山にいるらしい有名な伝説の刺繍家に「ありがとう」と入れてもらった特攻服を着たいと願い、資金を稼ぐために桃子を引き連れパチンコ屋に繰り出す。桃子は初めてのパチンコであったが、偶然連チャンし、易々と自分の服代とイチゴの刺繍のための資金を稼ぎ出す。イチゴは代官山に詳しい桃子を伴い伝説の刺繍家を探しに行くが、その刺繍家を見つけることはできず、イチゴは深く落ち込む。見かねた桃子は自分が刺繍を請け負う。不眠不休で刺繍をし、見事な刺繍入りの特攻服が仕上がった。その素晴らしさを見て、イチゴは感動を覚え、素直に感謝をする。その言葉を聞いて桃子は今までに感じたことのない不思議な感覚を覚え、これをきっかけに、二人の間に友情が芽生え始める。
NANA(2005)
東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ、出身地は異なるが同い年の2人のNANAは新幹線の中で出会った。その後、ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。さらに、ナナの所属するBLACK STONESとナナの恋人の本城蓮が所属するTRAPNEST、2つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。
女の子ものがたり(2009)
スランプから抜け出せず自堕落な日々を過ごす“アラサー”の漫画家が、少女時代の友だちとの思い出に励まされ生きる元気を取り戻していくガールズ・ムービー。漫画家・西原理恵子の同名ベストセラーを原作に、『子猫の涙』の森岡利行が脚本と監督を手掛け、ノスタルジックなドラマを紡ぐ。人生の絶不調から立ち上がる主人公を『博士の愛した数式』の深津絵里が好演。彼女の透明感あふれる演技と、風光明媚(めいび)な愛媛県の自然がさわやかな感動を呼ぶ。
女子会にもぴったりな映画だらけですね。ザ・女の友情みたいな要素もあって、観ていてちょっぴり恥ずかしくなってしまうかもしれませんが、そういう時間もたまには悪くないですよね。今夜は、女同士のルームメイトで映画鑑賞でもやってみてはいかがでしょうか。