キャンプ好きな人っていますか?好きな人を私は知っているのですが、そういう人たちってシーズンになると毎回仲間たちと出かけているような気がします。とはいえ、結局キャンプができる場所って都内近辺なんかだと、限られていません?長瀞、富士、軽井沢…。土地は誰かのものなので、山中で誰も使っていないからといって、勝手にキャンプをしてはいけないですし、キャンプ場を経営することもいけません。
だけど、世の中には使われていない土地がたくさーんあります。こうした土地を有効活用して、開けたものにしていこうという取り組みを具体的に始めたベンチャー企業があります。Hipcampはキャンプ場を見つけて、予約することができる情報サイトを運営しています。既存のキャンプ場をリスト化しているだけでなく、使っていない土地をAirbnbのように貸し出すこともできちゃうのです。
このおもしろ、なんだか自然にも人間にも優しそうなHipcampちょっと調べてみちゃいました。
「ランドシェアリング」って考え方は、とってもエコ!
Hipcampの考え方は、どうやらタイに起源があるとされている「ランドシェアリング」の考え方に精通しているみたいです。
ランドシェアリングとは、これまで、タイやカンボジアのスラム環境改善に使われた事業スキームで、政府の土地や個人の土地でスラムを形成する地域で、土地の所有者と、居住者で土地をシェアするという手法です。
(出典): UGANDAブログ
まさに、空き部屋を旅行客に提供することができるAirbnbの考え方に似ていますね。どうせ使っていなくて、空いているままであるならば運用した方が、貸す側にとっても、借りる側にとってもメリットがあるんじゃないの!?たしかに、そうですよね。問題はプラットフォーム側が解決するとして、こういうビジネスはどんどん増えているみたいですね〜。
実際に、Hipcampはどうやって使うことができるの?
使い方は、とっても簡単。まず、サービスを使うことができるホームページにまず移動します。行きたいと考えているエリアを検索すれば、候補のリストがバーッと美しい写真付きで表示されます。
交通手段は車なのか、バスなのか。宿泊施設にシャワーはあるのか、電気はあるのか。気になるアメニティの問題も分かりやすいサイトデザインで間違いなく、私たちに教えてくれます。また、近くに川がある、渓谷があるなんて嬉しい情報もすぐとって分かります。
最高だった!所有者であるBettyはとっても、とっても親切だしね 🙂
キッチンは必要なものが取り揃えられていて、困ることなし!
まだ未開拓の道路を6マイルも渡るのは至難だったのと、ハエの大量発生にはちょっぴり困ったけどね。
でも、夜になると、ハエは消えていったよ。
上記は、キャンプ場に関するレビュー。P2P(個人間同士のやり取りで行われるサービス)では外せない、レビューもちゃんと施されているので、安心して使うことができます。
創業者であるAlyssaさんに、インタビューしてみちゃったよ!
私がサンフランシスコでライターをしていた時に、実際に創業者であるAlyssaさんに会ったことがあるんです。自然を愛する素敵な方でした!
地球上に住んでいる全ての人がまず、自分が自然の一部であるということを感じて欲しいです。そして、美しい自然を人生の中でもっと体感し、これと対話することができるような機会をもっともっと作っていきたいですね!
アポイントの取り決めをしている最中にも、彼女は明日キャンプに行くんだけど来ないか?来週はBBQがあるからおいで!なんて、何度も誘われることにもなりました。そんな生粋のアウトドア好きな彼女だからこそ、きっとHipcampをもっと最高なサービスにしていくことができるんでしょうね。
ぜひ、キャンプに行く時は使ってみましょー!