カリフォルニアオークランドで、ちょっぴりおかしなルームメイト探しの方法を発見。
モラルのある、申し分ないルームメイトを見つけられた人はいますか。言うことなしって人はなかなかいませんよね。長く暮らすわけなので、どうしても不満は見つかってしまいますし。それでも、最低限暮らせられる人とは一緒にいたいものです。
大学生のアルフレード・サルケルドもその一人。今まで、ルームシェアをしてきましたが、顛末は散々な結果だったといいます。フェイスブックの共通の友人、インターネットの掲示板、なかなか相性ぴったりな人とは出会えないものでした。
どうしても耐えられなくなったサルケルドは新しい方法を発明し、実行します。それは、ルームメイトと分かち合いが起こりがちなケースがある、大学や公園の施設に限定して、自分のサイトドメインを貼り付けた、掲示をはじめたのです。
例えばこれ、「I’d fill the Brit(浄水器を使うよ)」。大学や公園の水飲み器にビラが貼り付けられています。
(出典): http://ifwewereroommates.com/
そして、「I’d replace the roll(ロールはちゃんと替えます)」。公衆トイレに貼り付けられていました。
(出典): http://ifwewereroommates.com/
すべての掲示にはウェブページへのリンクが施されています。こうすることで、この掲示に倣うことができる人が気づいて、連絡をするといった仕組みになっているわけですね。なるほど。
サルケルドが、もう二度と狂ったようなルームシェアはしたくないと願い、この活動を始めたそうです。CraiglistやFacebookは便利ではありますが、インターネットでお互いのことを分かり合うまでにはやっぱり、限界がありますよね。その点、この特定の地域で、問題を避ける掲示をするというやり方はユニークなものです。
(出典): http://ifwewereroommates.com/
ちゃんと部屋の信頼をオープンにするためにも、丁寧なレイアウトをホームページ上では公開しています。こんな間取りで、ルームシェアとはいえ、475ドル/月で住めるのはかなりラッキーであるような気がしますね。
(出典): http://ifwewereroommates.com/
もちろん、アパート実際の写真も用意されています。おお、けっこう綺麗ではないでしょうか。Airbnbなんかにも使えそう!
通常、ルームメイトを探す時に問題になるのは人間関係や、その人のパーソナリティよりも、予算や入居の状態になってしまいます。ですが、それって人と暮らす上でのそこまで大きな問題ではないと考えたんです。結局は、どこで暮らすよりも、誰と暮らすかを考える方が大切だとは思いませんか?