スマートフォン。当たり前のように使っているものですが、10年も前には誰も持ってはいなかったのです。実は、私、バリバリのIT業界に所属しているのにも関わらず、もう1年ほど携帯キャリアと関係を絶っています。スマートフォンそれ自体は使っているのですが、キャリアとは縁切り状態なんですね。当たり前だった世の中が、不自由に。でも、それももう慣れちゃいました。
まず、サンフランシスコへ半年ほど滞在することがキッカケで、携帯のキャリアを休止状態にすることにしました。さよなら、これは9月のことでした。そこから、渡米。滞在先では、T-Mobileあたりで契約をしようかとも思って、立ち寄ったのですが、アメリカは日本以上にフリーWiFiを使えるということもあったので、(お金もなかったので)「まあ、いけるんじゃないかな!」というノリで必要性を感じずに、電話を契約することをやめました。
そんな状態でも半年ただ過ごすだけでなく、アメリカのスタートアップ100社にアポイントを取り、オフィスへ訪問するという偉業も成し遂げることができちゃったんです。多少、困ることはあったのですが、例えば、1時間ほど離れたところへ取材へいく時なんかはドキドキでしたが、会えずじまいなんてことはありませんでした。
どうしても、電話が必要な時は、近くにいる人に頼っちゃったりした経験もありますが。そして、帰国しても3ヶ月ほど、必要性を感じずに契約を再開することなく、過ごしている事実があります。日本では、アメリカほどフリーWiFiの文化がないのですが、少しずつコツが分かってきたので、節約術を披露したいと思います。
道中でWiFiを使うことができるカフェやコンビニを確認しておきましょう!
カフェやコンビニでは、メールアドレスによる登録をしておけば、無料でWiFiを使うことができるスポットが存在しています。それなりに店舗数があって簡単に入ることができるお店としておすすめなのは、スターバックスのat_STARBUCKS_Wi2や、ファミリーマート Wi-Fiなんかは便利だと思います。プロセスに沿っていけば、簡単にログインをすることができちゃうんですね。
市役所や、地域が出しているようなWi-Fiもあるのですが、混雑しているのか。めちゃくちゃ通信速度が遅い場合が多いので、使い物にもなりません。他にも、フリーWi-Fiあるみたいなのですが、ほとんどが外国人専用。海外の電話番号でSMS確認しなければ使えないような、いじわるが施されたりしています。
最新アプリのタウンWiFiを入れとくとだいぶ違います!
このアプリは、めっちゃ便利になります。株式会社WiFiシェアが提供している「タウンWiFi」。アプリ上では、アカウントを設定しておくだけで、近くのWiFiを利用することをとっても簡単に、そして広げてくれるものです。
まず、WiFiを登録をしておけば自動的にそのWiFiが利用可能になります。カフェやレストランのWiFiに繋ぐことを許可しておけば、すぐに使えるという優れもの。自動接続設定を別途ダウンロードしておけば、もっと便利になるんだとか。
今後は、WiFiがほしい場所での設置リクエストをしたり、街中にあるWiFiが使えるお店などをタウンWiFiとして紹介することもできちゃうみたいなんですね。期待の大サービスになりますね。
電話をしたい時は、LINEかSkypeを使いましょう!
電話を使いたい時は、今の時代はLINEか、Skypeですよ。サンフランシスコのビジネスマンたちは、みんなSkypeで繋がり、作業中にはずっとオンライン、即時対応のスマートっぷりを見せてくれていました。
アメリカにいる時は、Text Plusを使って、無料の携帯電話やら、テキストメッセージやらを使っていたものでした。探せば、いろいろと代替できる手段なんて見つけることができるんです。
スマートフォンの平均は【7,200円/月】となっているみたいです。家賃の7分の1くらいには入り込んでくる、この重さはけっこう人によっては辛いところもありますよね。節約術を使って、思いっきってキャリア解約ってのもありかもしれません。それから、けっこう新しい時間の使い方も発見できるものなんですよね。
もちろん、仕事を行っていくうえでは即時的な対応ができなくなっちゃうため、相手に迷惑をかけたり、自分もチャンスを逃してしまうなんてこともなくはありません。このあたり、きちんと調整できるようになれるといいんですが。。とにかく、日本にももっとフリーWiFiが普及してくれることを願うばかり。