敷金・礼金なしの謎を解く!0より強いのは シェア

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部屋探しは新しい暮らしが始まる、ドキドキのイベント。一方で、一年に何回もできるほど気軽なものでもないですよね。掲げられている家賃だけを支払えば、住めるようになるというわけではありません。敷金・礼金に加え、引っ越し代、新しい家具を購入することを考えると、初期費用がばかにならない!

例えば、月々8万円の家賃なお部屋を借りようとすれば、敷金・礼金はだいたい1〜2ヶ月分はかかるので、なんとそれだけで40万円も!こうした背景を思うと、引っ越しは気軽にできませんし、慎重にならなきゃいけないものですよね。

と・こ・ろ・で

敷金・礼金ってなんのお金?
とりあえず、最初にかかるお金だから払っとこうと考えている人も少なくないのではないでしょうか。知っておくと便利な敷金・礼金のお話と、たまに見かける『敷金・礼金なし』のお部屋、これって本当に大丈夫?を今回、説明していきたいと思います。

■ 敷金&礼金とは

まず、敷金は基本的に「戻ってくるお金」です。不動産会社にとっての保証のようなもので、あなたがそのお部屋を去る時に修理や破損する時にはこのお金から差し引かれるということになりますね。部屋に傷をつけたり、よほどのないことがない限りは全額返金であるケースが殆どです。

次に、「戻ってこないお金」が礼金です。文字どおり、大家さんに「これからよろしくおねがいします。」とお礼をする意味合いで支払われるものです。日本独自の慣習で、海外ではあまり聞かない文化であるみたいですね。

このほかに、不動産会社に仲介手数料を支払うことになります。引っ越しが決まったのと同時に、一気にお金がかかるというのはこういうわけなんですね。しかし、この敷金・礼金がない!というケースもあるみたいですよね。これってどんなカラクリなんでしょうか。

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■ 『敷金・礼金なし』これのワケは?

敷金・礼金なしの物件があることも事実です。この理由は、ズバリ『ワケあり』です。本来、収益を得るべきところを0で掲載しているのには、必ず何かしらの理由があるはずです。まず、敷金・礼金なしの物件は非常に数が少ないので、絞って検索すると選択肢が狭まります。

具体的に、敷金・礼金なしのデメリットや罠を列挙すると、以下のようなケースが考えられます。

・クリーング代や、鍵引き渡し代などのお金が相場よりも高め
・退去時に高額を支払うことになる
・なかなか入らない窮屈なお部屋
・違約金が設定されている
・駅から非常に遠い

などなど。普通よりもやや注意するべき点があるのが多いことは確かです。備考欄に小さく記載されている場合もあるので、よくよく確認してから契約を進めるようにしましょう。

■ 0(タダ)より怖いものはないってこと

まさに言葉どおり、無料よりも怖いものはないということですね…。それにしても、敷金・礼金は高く、だいたい2ヶ月と考えると、初期費用は50万円。これって、新しい生活をしていくためにはネックになる課題ですよね。。

あのブレイクスルー大学の大前研一さんも、自分を変えるための三原則の一つに「住む場所を変える」と掲げているほどで。引っ越しを何度もするのって、生活を一新するためには悪いことではないですよね。

そんなフェアで、敷金・礼金・仲介手数料な案件はないのでしょうか。あります!

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シェアハウスやルームシェアは『敷金・礼金なし』が多い

ルームシェアやシェアハウスは、だいたい敷金・礼金が0なんです。しかも、2年や3年といった期間による縛りもほとんどなく、自分たちの都合によって出たり、入ったりできる仕組みが多いです。(あくまで多いということですが…)

テレビ番組「テラスハウス」などでも話題となっている、このシェアライフ。安いだけじゃなくて、きっと大切なものを見つけられるはずです。

敷金・礼金の重みもシェアで解決!誰かと暮らすってとても障壁があることかもしれませんが、次の引っ越しには選択肢の一つにいれてみてはいかがでしょうか?

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