住民たちに日本一筋トレをさせたい大家が運営するシェアハウス!RYOZAN PARK

日本は「平成」の時代、もはや最初に入った会社へ定年まで過ごし続けるなんてことも当たり前ではなくなりました。インターネットを使って、一部の人たちは自由を手に入れました。クリエイター、エンジニア、起業家。そんな自身の誇るランス(武器、技術)を持ったオモシロイ人たちが集まるシェアハウス「RYOZAN PARK巣鴨」。中国の伝記小説「水滸伝」は、志を持った豪傑たちが、天然の要塞「梁山泊」に集い、幾たびの戦いを通して腐敗した政府を変えていったという物語です。RYOZAN PARKはそんな「梁山泊」のDNAを受け継いだ、現代日本をオモシロクしていこう、自分たちの欲しい生活は自分たちの力で作っていこうという気概と情熱に満ちた若者たちが集う場所です。

RYOZAN PARKシェアハウスとシェアオフィスは、ある一家の情熱によって創造されました。その家族の願いとは、ポジティブで向上心のある個人や家族が集う、より広がりのある国際的なコミュニティを生み出し、地域を活性化すること。

RYOZAN PARKとは、それぞれの生活や仕事の空間だけでなく、お互いのアイデアや文化、言語や友情までもがシェアされる場所です。

代表の竹沢さんが動き出したのは、2011年。東日本大地震がきっかけでした。当時、アメリカワシントンDCで記者の仕事をしていたのですが、ニュースで飛び込んでくる東北の様子に衝撃をうけ、何かをしなければと思いたち、いち早く募金活動を開始。日本のために多くの見ず知らずのアメリカ人や外国人達が手伝ってくれるなか、今こそ多様な人材を懐深く受け入れる“日本の新しい共同体”の必要性を感じました。

そこで生まれ育った豊島区の巣鴨で始めたのが「RYOZAN PARK 巣鴨」でした。日本だけではなく、世界中から志のある若者たちが集まるシェアハウスを作る。そして建物をただ作るのではなく、多国籍な人種が共に助け合って、共に成長していけるようなコミュニティを形成していく。男気溢れる竹沢さんと、「RYOZAN PARK 巣鴨」へ、レポーターの丸山とお話を伺いに行ってきました。

<My Share Life ド根性レポーター・丸山の感想>

竹沢さんの第一印象ははなんてでかくて日本人離れした人なんだろうでした。(笑)

ですが、会話を進めていくにつれて、言葉や行動の節々から竹沢さんの優しさと包容力が感じられ、だけどどこか頼りたくなってしまうようなそんな魅力を秘めた人だなという印象に変わっていきました。

そして、このRYOZAN PARKもそんな竹沢さんの優しさや深い包容力が随所に散りばめられた、とても住み心地の良さそうな場所でした。

住んでいる方々もとても魅力的で、正直私もここに移り住みたいと素直に思ってしましました。

ー まずは、僕も山田も男性で、シェアリングエコノミーというものにすごく可能性を感じているんですね。

ん?なんで男性だからなの?(笑)

ー あ、いやいやいや。これから結婚して、家族ができた人たち、それで男性の、これからお父さんになってくる人たちの視点で、こういったシェアハウスに住むメリット?っていうものはなんなのかなと。女性たちのメリットってすごく大きくて…。

なに女性たちのメリットって??

ー 一人では大変だと思うので。

え?どういうこと?

ー あ、えっと。。

バンッ。緊張しなくたって、いいよお前。緊張してんだろー。ハハハ

実は、今回がレポーターデビューの日だった丸山。いろいろ考えてきた質問や、準備も本人を目の前にして全て吹っ飛んでしまったみたい。そんな丸山を出会って3分で励まし、許してくれる竹沢さんの包容力。いきなり、RYOZAN PARKの魅力を垣間見てしまったような気がします。

ー 今の若者についてどう思いますか?

あー、逆に君たちどう思う?

ー 情けないというか(笑)海外に出てて僕は、日本のすごく良いところと、変なところがすごくよく見えるようになったんです。僕の周りの人や、若い人たちは心の中では「海外に出たい」、「やりたいことをやりたい」と自己顕示欲というか、そういうのがあるんですけど。それを周りや、上から叩き潰されてしまっているような気がするんです。次また、やりたいことをやろうと思っても、時間やお金以上に、”空気”の問題が日本にはあるような。

確かに、丸山が言うように、日本って”なんかしなきゃいけない”って空気はありますよね。「結婚しなきゃいけない」、「働かなきゃいけない」、「仕事はスーツを着なきゃいけない」頭では分かるんですけど、なんだか納得がいかない。

分かるよ。オレはスーツを着たサラーリマン人生を経験していない。実は新卒で某総合商社に入社したけど数日で辞めてしまった。みんなと同じような路線では歩んできてはいないからあんまり大したことは言えないけど、オレはそういうことにみんなと同じであることに反発を覚えた。それはリーマンショック後のアメリカの首都
で、大学院から20代の前半を5年過ごして、周りのアメリカ人のみならず、世界中から集まってくる同世代の連中たちが自分たちの人生を切り開く為、あと外国人学生たちはアメリカで労働ビザを獲得して生活していく為に、必死で踠いている姿を見てきたのも大きい。

先行きの見えない日本だから、若い人たちのなかでは、大企業に入ったりだとか、公務員になった方がやっぱり無難じゃないかっていう感覚が多くを占めてしまうだろ。大きなものに守られている方が楽だからさ。だけど、君たちみたいにちょっと異端であるということは、オレはすごく面白いとは思う。やりたいことをやった方がいいんだよ、絶対。

でも、やりたいことをやって、それをやり続けて生き残っていくためには結構大変だとも思う。君たちは今24歳で、誰かに言われた仕事じゃなくて、自分たちのやりたいことをやろうと思ってるけど、それを成功まで導くためには失敗を繰り返して、挑戦し続けていかねばいけないんだと思う。それなりの組織の中に入ってれば、個人としてそんなに特別な能力がなくても食わしてもらえるかもしれないけれど、一人になると、戦国時代の野武士みたいに素浪人になっちゃうんだよ?野武士になったら、食い扶持を見つける為に、営業も企画も経理も全部自分でやんなきゃいけない。でも、夢を持っているなら、自分の感性と思いに素直になってチャレンジをしていけばいいと思う。最初はうまくいかないかもしれないけど、挑戦し続けるってことが重要だと思うよ。

ー 自分のやりたいことをやるのはいいけれど、それが誰かのためにならなきゃいけないですよね。その「やりたいこと」と、「誰かのため」この接合性の部分はどのように意識されているんですか?

そのバランスはすごく難しいよね。やっぱりさ、自分の好きなことって言っても一人よがりでやっちゃダメなんだよ。自己満足じゃなくて、自分のやってることを他人に評価してもらったり、贔屓してもらえるようにならないといけないんだ。恋愛と一緒で、相手に振り向いてもらうには、自分を客観的にみなきゃいけないだろ? その為には日頃の、表面からは見えない努力が必要なわけで。日頃の地道な努力とか経験とか、「(筋肉)トレーニング」をしていかなきゃダメなんだよ。ビジネスも恋愛も自己満足じゃダメなんだよ。相手を喜ばせることを考えなきゃ。

ー 竹沢さんの描く、RYOZAN PARKの未来ってどんなものですか?

このRYOZAN PARKを初めて4年目が終わるけど、OB OGを含めて数百人の仲間たちができた。会社を起業したり、大企業辞めて住人が立ち上げたベンチャーに転職したり、自分の感性を信じて活動する仲間達がいっぱい集まってきた。住人同士で結婚するようなケースも7、8組と出てきた。決してシェアハウス内の恋愛を奨励しているわけではなくて、時々、住民の男の子たちを「狩りに出るぜ!」と、六本木に連れ出して飲みにいくこともあるんだ。「お前らナンパしてこい」って。 でもやっぱり同じ釜の飯を食ってると仲良くなって恋愛につながるのはしょうがないよね。そんな彼らを見ていると、リアル「テラスハウス」で微笑ましいし。(笑)

そんな結婚した住人たちの多くがRYOZAN PARK周辺の巣鴨に住むようになった。いわゆるスープも冷めない距離に住んで、イベントがあるたびに、しょっちゅう遊びに来てくれる。そして、住民カップルの間に子供が生まれてくるケースがこの1、2年で5組くらい出てきた。オレ自身も、7ヶ月になる子供がいるんだけど、RYZOAN PARKが縁となって生まれてきた子供たちが、「いとこ」みたいな関係で育っていけばいいなと願っている。オレ達も彼らの「おじさん」「おばさん」みたいな関係のなかで子育てもシェアしていけばいいなと考えて、保育士が駐在する子育て機能付きのシェアオフィスを大塚に去年作った。これからの日本は人口も減っていくし、経済も右肩下がりだけど、自分たちの持っている有形、無形のモノをみんなでシェアしていけば、いろんな意味で生活は楽しく、豊かになっていくだろうと。オレたちの生活はオレたちで作っていこうと。

ー なるほど。僕もいつか、シェアハウスを作るという夢があります。竹沢さんと、RYOZAN PARKが今回その指標の一つになりました。本当にありがとうございました。

よし、それじゃ筋トレしにいくか。地下のジムに来いよ。ゴールドジムから器具を揃えたんだ。うちのシェアハウスは男女問わず、多くが筋トレしているし、南アフリカ人とアメリカ人のトレーナーも専属でいる。男子にはベンチプレス80キロ挙げることが、入居中の課題なんだぜ。(冗談だけど。)

ー !!

まず、懸垂10回だ!

ー は、はい!

その後も、竹沢さんによるありがたい筋トレ指導が続きました。

ー 筋トレってすごいですね。なにか奥の方からエネルギーみたいなものが湧き上がってきました!

「日本一筋トレさせたい大家」の竹沢さん。熱い思いを言葉にして僕達に伝えてくれました。これから、僕たちも、ただ筋トレするだけじゃなく、その鍛え上げた肉体を周りの人たちにも認めてもらえるよう、行動していかなければいけません。シェアリングエコノミーは、目に見えるモノ(シェアハウス)を人と共有することで、いつの間にか理由もなく助け合えるような”目に見えないモノ”を生んでいきます。SNSなどが発達し、人との距離が曖昧になっている現代だからこそ、このようにわかりやすく、人と繋がることが出来る、シェアハウスというひとつの“絆”に多くの方たちが居場所を求めて集まってくるのでしょう。

理由もなく、その人を愛すことができる。立ち返れば、それは家族。血のつながっている人たちだけが、家族というわけではない。同じ釜の飯を食べて、苦しい時には相談をし、楽しい時は共有していく、そして人生を思いっきり楽しむ。そんなRYOZAN PARKで過ごせば、あなたもまた、家族の一員になれるのです。

シェアリングエコノミーって何だろう?テクノロジーの発展は、光の速さで進んでいきます。見る見るうちに、世の中は便利になっていきます。そして、人の仕事はどんどんなくなっていくでしょう。有名な経済学者フリードマンは、人間には3種類の仕事があると話しました。手を使う仕事、頭を使う仕事、そして心を使う仕事。おそらく、およそ20年以内にでも先の2つはなくなってしまうかもしれません。でも、心を使う仕事は機械には取って代われません。

竹沢さんの仕事は、コミュニティを生み出し、組織すること。心を使う仕事です。シェアリングエコノミーの事例は、AirbnbやUberのようなITが生み出すシェアサービスではありません。RYOZAN PARKの竹沢さんような、人そのもの、その温かさなんだと思います。一つ、これから始まるシェアな社会のヒントは巣鴨にありました。

『RYOZAN PARK 巣鴨』

所在地:東京都豊島区巣鴨1-9-1
アクセス:JR山手線「巣鴨駅」から徒歩2分
ホームページ:RYOZANPARK

<シェアハウス利用料金>
ベッドルーム:75,000円〜108,000円
+ 設備利用日 15,000円
+ 保証金 50,000円

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