フランスの看護師が自宅にやってくる!?カウチサーフィン体験レポート#1

CouchSurfing Report(カウチサーフィンレポート)
この連載では、オンライン上で使うことができる国際交流ホスピタリティサービスCouchSurfingを使って、海外からやってくる外国人にカウチを提供したり、自分がサーファーとなって海外の家へ宿泊しにいくようた体当たりレポートをまるまる紹介させていただくメディアとなります。

※このレポートは撮影・編集が2013年8月に行われたものを再掲しています。

初めて、私がカウチサーフィンで招いたのはAnneでした。彼女は、フランスの金融都市リヨン出身で、美しいフランス人そのものでした。一番最初に、カウチサーフィンでホストすることには勇気が要りました。出会ったことがない人とルームシェアをしなくてはいけません、ちょっとした文化の違いが犯罪へと発展するかもわかりません。

イヤラシイ意味合いは全くなかったのですが、最初は女性がいいなとか思ったりもしてました。私自身が、相手が男性で取っ組み合いになったら負けてしまう体格だったので、とりあえず、安心できる人間をファーストステップにしたかったと考えていた記憶が残っています。

そんなこんなで、まだレビューも何もない状態で宿泊してくれることになったAnneでした。結局、彼女は1ヶ月の日本滞在で2泊してくれました。僕の個人的な友人も遊びに来てくれて、宿泊を終えてからも、クラブや、バーへ遊びに行って、楽しい日々をともに過ごしました。

遊びに行った日を報告レポートしていたので、軽く紹介していきます。
当時書いていた本文をそのままに乗せているので、やや見づらい点もありますが、ご容赦ください。

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まず、六本木で開催されていたカラーハンティング展へ行きました。フランスは美の国ということもあってか、こうした芸術に対しては、「行きたい!行きたい!」というスタンスでいてくれました。

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美術館内には「実際にやってみよう」といった色を使った遊びを楽しむことができました。こうしたワークショップ的なものは、お互いの距離を近づけるいい機会になりますよね。

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夏の間は、東京ミッドタウン公園で足湯(?)のサービスを無料で提供しています。

少し疲れたので、ここで休むこととなりました。どうして日本にやってきたのかを尋ねてみました。「特に理由はない」そうです。もともと、旅行が好きなアンナは休みを貰えば、色んなところへ旅立っているそうです。女性の一人旅が危険というのは、日本だけの認識なような気がします。実際に、自分が受けるカウチリクエストのほとんどが女性です。

ただ日本のことはすごく好きだそうです。初めて来た時には、RADWIMPSが好きだという話をしてくれていました。

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約40分程歩いて、東京タワーまでやってきました。

旅が好きな人にとって、歩くこと自体は余り苦にならないかもしれませんが、この暑さには参ってしまいました。僕も東京タワーは初めてだったので、興奮してしまいました。しかも、東京タワーでは水曜日にライブをやっているそうです。たまたま水曜日で、ライブを楽しんできました。

日本の歌ばかりで、よく分からないと苦笑いしていましたが、音楽自体は大好きらしく、ノリノリでした。

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最後に、将来の夢について聞きました。
「世界中を飛び回るナースになりたい」だそうです。

まるでナイチンゲールのようと思いましたが、こうして自分の好きなこと(旅行)と仕事(使命)を重ねて、生きていけることってすごくいいなあ、と思いました。

アンナとは、この後も代々木公園へ行ったり、クラブへ行ったりと、カウチから離れた後も仲良く連絡を取り合っています。皆さんも、是非カウチに挑戦してみて下さい。泊めなくても、一緒にコーヒー飲むとこから始められますから。

一言で言えば、「フランス美女とお泊りデート」ができちゃったカウチサーフィン。もちろん、なにもなかったのですが。シェアの生活は、お互いを尊重するところから始まるのかも。

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